良盤

国内外問わず、お気に入りアーティストの名盤をレヴュー。

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BEGIN (2000/09/21)
テイチクエンタテインメント
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BEGINの新作『オキナワンフール・オーケストラ』のレヴューをしたかったのですが、資料(主に画像)が無かったので、私の知っているアルバムの中でも特に思い入れの強い『BIGEN』をレヴューしたいと思います。

このアルバムは、ちょうどビギンのデビュー10周年で作られたアルバムで、ミニアルバム『ビギンの島唄 オモトタケオ』と同時期に出されたアルバムだったと記憶しております。前述の『オモトタケオ』とカラーを分けるため、沖縄民謡色をかなり抑えて、ブルース、ポップス色を強めています。

編成もビギンのメンバーのみで、サポートミュージシャンは無し。彼らの素の状態が垣間見えるアルバムとなっています。

ベースレス・ドラムレスですが、サウンドは安定しており、歯切れのよいアコギやスウィングするピアノ、歪みがかったブルージーなギターが程良く調和しています。またシンプルなアレンジですので、歌のもつ魅力が強く表れます。

ビギンは、『涙そうそう』や『島人ぬ宝』などのヒットにより、沖縄ポップスを全面に出したバンドのように見られましたが、実際はいろんな音楽のエッセンスを吸収してオリジナルのポップスを作り上げようとしているバンドなのです。したがって色んな面が見える、色んな顔を持つように思える、それこそが彼らの魅力ではないかなと、ビギン好きの私は思うんです。

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